郷土地学探訪( I )ー地形・地質、見所一杯の小海町、その成り立ちは?

小海町出身で埼玉県在住の土橋継夫さんが「平安時代北八ヶ岳と小海、松原湖の誕生 大月川岩屑なだれの痕跡を探る(前編)をまとめられ、12月20日拝見しました。
内容は以下の通りです:
はじめに
 (i)  身近な石と土から
 (ii) 地形・地質、見所一杯の小海町、その成り立ちは?
(1)「小海」地名の由来は?
(2)北八ヶ岳の大崩壊と千曲川の大洪水、小海他(小海湖、南牧湖、松原湖等)の誕生
(3)北八ヶ岳の大崩壊と大岩屑なだれの発生
(4)北八ヶ岳の崩壊地の様子
(5)岩なだれの途中流路(上流部)の様子
(6)松原湖周辺の流れ山
(7)松原湖の成り立ち
(8)松原湖周辺の湖沼群と湿地
(9)新開下方の扇状地
(10)芦平の峡谷
(11)千曲川沿いの大月川岩屑流堆積地(海尻駅ー松原湖駅間)
(12)流れ山分布地の基盤
(13)「番外編」:松原湖北の屏風岩と稲子岳火砕流
(14)「参考」古文書の記録から
おわりに
地元の地形・地質について平易で分かりやすく多数の写真と地図の解説付きで、日常何気なく見ている風景一つ一つが意味ある成り立ちを持っていることを納得しながら理解でき、本当に一級の資料だと感心しながら一気に読み切りました。
いずれ、土橋さんを講師としてお迎えし資料とともにお話を聞く機会を是非作りたいと思います。
表紙

目次