八ヶ岳スーパートレイル

NPO法人八ヶ岳スーパートレイルクラブが主宰する八ヶ岳スーパートレイルは八ヶ岳連峰の周囲12市町村を回る全長218kmのロングトレイルです。6月16日、南佐久郡南牧村から小海町にかけての一部をクラブのガイド、北村さん、地元小海町のファミリーロッジ「宮本屋」の畠山さん、リゾートイン「立花屋」の鷹野さんの計4人で約26kmを歩いてみました。午前7時半に杣添尾根登山口(標高千七百数十メートル)を出発し南八ヶ岳林道(未舗装)を北へ向かい、途中で八ヶ岳林道(舗装、一部未舗装)へ合流し、しばらくすると小海町へ入り、歩きだして約22kmで本沢温泉入口につきました。ここで昼食をとり、八ヶ岳林道から稲子小屋(現在は廃屋)経由で稲子集落を経て松原湖へ午後1時半に着きました。本日のコースを1日で歩くのはややきついような感じもしますが、周囲の景色や植物を楽しみ、休憩を多めにとれば問題なく完歩できると思います。これから秋にかけていろいろな区間の募集がありますので関心ある方は、NPO八ヶ岳スパートレイルクラブへお問い合わせください。
海の口別荘地の北側、杣添尾根登山口の標識

登山口の地図

横岳(2829m)へ続く登山道の標識

トレイルコース(南八ヶ岳林道)沿いには八ヶ岳連峰を水源とする湧水、渓流がいたるところに見られます。(上流)

下流

林道と横岳

湧き水



コヨウラクツツジ(小さなかわいい花です、深山に咲くと図鑑に載ってます)

林道から数メートルのところに大きな岩の洞穴があり、その前に熊捕獲用の檻が設置してありました

キノコは秋と決め込んでましたが、今頃と秋にも出るという「ヌメリスギタケモドキ」を発見しました。きのこ博士の畠山さんの保証付きで何個か採り、夕食の味噌汁で食べましたが大変美味でした


林道沿いで小海町に入るとサラサドウダンツツジが多く目につきます。この花は特に色が濃く目立ちました


八ヶ岳林道の本沢温泉入口から稲子小屋にかけてベニバナイチヤクソウが群生しておりちょうど見ごろでした