酒造りは大詰めです

信州佐久は酒造りが盛んな地域で、11市町村の中に13の造り酒屋さんが地酒を造っています。小海フィンランド協会事務局の隣町(佐久穂町)に千曲川最上流の造り酒屋、黒澤酒造(株)があり、過日、大詰めを迎えた蔵の内部を見学させてもらいました。因みに黒澤一雄社長さんは小海フィンランド協会の会員です。国内の酒の需要は毎年減少傾向にあり、なかなか展望が開けない中で、米国への輸出を約20年前から取り組み、現在、地酒の米国輸出では国内で第1位と頑張っているようです。米国の健康志向で日本食が注目され、それとともに日本酒が好まれているようです。これからも美味いお酒を造り、米国の皆さんに喜んでいただけるよう励んでいただきたいと思いました。
酒造り(アルコール発酵)が進んでいるタンクの内部

タンクの上部はタンクへ材料を入れたりかくはんするため、作業用のプラットフォームになっています

タンクが設置された蔵

間もなく搾る状態のタンク内部

酒を搾る機械

ビン詰めしたあとの検査

米国へ輸出するお酒「くろさわ」「KUROSAWA]の箱、これは300mlの小さな瓶です。この他に750ml、1800ml(1升瓶)の瓶があります

パレットに積まれ横浜港から冷蔵コンテナで輸出されます